第四回 持続可能な開発に向けて~SDGs/Society5.0/地方創生~

 今回(H30.12.5)の講師は三十三総研の別府調査部長で、「持続可能な開発に向けて地方からの発信~SDGs/Society5.0/地方創生~」というテーマで解説を頂きました。

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 SDGsとは2015年の国連サミットで全会一致で採択され、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする国連活動である。

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 日本ではSociety5.0の名の元、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、AIを中心とした新たな経済社会の構築を目指しているが、このSociety5.0を通じてSDGs達成に貢献する位置付けにある。

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 一方、地方創生では、各自治体が地方・東京圏の転出入均衡という基本目標の達成を目指して、ライフステージに応じた地方創生の充実・強化に取り組んでいる。地方創生の実現には、自治体が「持続可能な開発目標SDGsの達成に向けて取り組む」ことを意識できるかどうかが重要である。

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 今後の課題は、Society5.0で取り込まれているAIの活用について、AIに人が支配されるのではなくて、AIを人が管理することが重要である。Society5.0や地方創生の中に、この概念が取り込まれて行くのかどうかが、今後の1つのポイントとなる。