新世界秩序への誘い(その2)-「新世界秩序」の概念

 「新世界秩序」とは具体的にどの様なものなのでしょうか?
今回参考にした番組での説明をまず紹介します。

 「新世界秩序」はロープの構造を用いて説明できるそうです。そのロープを形成する各コードが、政治、軍事、経済、科学、文化、宗教の各分野を形成します。中心部に存在する数本のコードにいる人々は、「新世界秩序」の究極のゴールが何であるかを知っているのですが、外層部のコードにいる人々は究極のゴールが何であるかを知りません。この究極のゴールとは、1つの世界政府、1つの世界経済、1つの世界軍事、1つの世界社会、1つの世界宗教、1つの世界統治の下での絶対的な支配を達成することにあるという訳です。

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 また、「新世界秩序」の主たる牽引車は超自然的な知識、一種の宗教であると明言しています。
 「新世界秩序」の中では、人々は自分の信じるままに行動するのです。「新世界秩序」の主たる道具は戦争状態の構築です。そして、経済的支配が、その戦争状態を手に入れる手段なのです。

 戦争という道具をどの様に上手く活用するかが、「新世界秩序」の本質を理解する上で非常に重要です。一旦、支配のシステムを理解できれば、支配しようと企んでいる者達が誰なのかを理解できます。誰も気付かない様に「新世界秩序」を形成するためには、経済、軍事、宗教などのあらゆる知識が要求されます。どうやって支配システムや戦争の道具が形成されるのかについては、このあと徐々に明らかにして行きます。


 ここからは私なりの捉え方になるかも知れませんが、「新世界秩序」という社会が成立するための条件を下記の様に置いてみると、かなり理解しやすい様に感じました。

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1) この社会は「秘密結社」の形態を取っていること。 このことは、その社会がエリート集団で牽引されていることを意味します。これに関連するキーワードは『フリーメイソン』です。

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2) この社会の一部のエリート集団が、「超自然的な知識」を活用して、社会を構成する人達の中に信仰の様なものを形成します。宗教社会に近いと考えられます。これに関連するキーワードは『オカルト信仰』です。


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3) この社会は世界的規模での経済的基盤が確立していること。これは世界を1つにして動かすうえで絶対に必要です。これに関するキーワードは『ロスチャイルド家』です。


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4) この社会は、紛争や戦争を意図的に目論んで、社会混乱を引き起こし、最後にこれを平定する、という戦略を取ります。これに関連するキーワードは『ヘーゲル弁証法』です。


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5) この社会は複数国の政治と軍隊を動かせる支配力を保持します。これに関連するキーワードは『国家元首との関係』です。







 「新世界秩序」発展の歴史変遷は下図に示します。

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 それによれば、
1) BC5500~BC3000年代のスメリア、エジプト、バビロニアの「古代神秘宗教」
2) BC1300年頃のユダヤ教の神秘思想「カバラ」
3) BCからADに切り替わったローマ帝国最盛期の時代に登場した超自然的知識で人々を救済する「グノース主義」
4) 10世紀初頭の1118年に中世ヨーロッパで誕生し活躍した「テンプル騎士団」
5) そして1314年テンプル騎士団の崩壊後、古代神秘宗教信仰がキリスト教と結び付いた「薔薇十字団」
6) 1640年以降ヨーロッパの熟練石工組合員を中心とした「フリーメイソン団」および1776年に誕生したフリーメイソン団の極左セクトである「イルミナティ」と続きます。現代でもフリーメイソン団とイルミナティはいずれも現存して、活動を行っています。

 ここまでで、「新世界秩序」なるものがどの様なものかおぼろげながらに見えて来た様に思えますが、皆さんいかがですか。




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